RECOMの植樹活動は2024年以降も拡大

そこで2023年以降、私たちは関与している地域に、より密接にエコ活動を展開するためのさらなる方法を模索しています。製造マップ上のピンの数が増えると共に、新しい施設への、そして気候変動に立ち向かう新たな機会への扉が開かれていっています。

RECOMのグリーンイニシアチブが新たな土地に根ざしている

今年は、「One Tree Planted」という組織を通じて、まずタイから始めます。2014年以来、この組織は企業と個人が植林活動に容易に参加できるようにすることで、80カ国で1億本以上の木を植えてきました。このチームは種子が発芽して生い茂る木々になるまでの経過をスナップショットで共有することで、パートナーの資金によって苗木が緑豊かな森林に変わっていく様子を間近で見ることができます。

RECOM CEOのKarsten Bierは次のように述べています。「私たちのエコロジカルフットプリントがある場所であればどこでも、私たちにはそのコミュニティの地域の生物多様性をサポートする責任があります。製造業が環境に及ぼす影響に目をつぶるのではなく、私たちは目を向けています。私たちが参入する新たな地域が将来にわたって繁栄できるよう支援することを目指しています。」

タイのプログラムには2つの部門があります。第一に、RECOMの取り組みによって、住民と野生生物のために川の流域を回復させることを支援します。第二に、RECOMの寄付によって、地域の1,000以上の小規模農家の持続可能なアグロフォレストリーをサポートします。RECOMは、事業を展開する地域社会と連携することで、環境保全に貢献するだけでなく、地域経済にも貢献しています。

森を越えて

米国エネルギー情報局によると、製造業全体が世界の炭素排出量の5分の1を占めています。あらゆる分野で「環境へのマインドフルネスは、あると良いものではなく、なくてはならないものである」という認識が高まっています。

したがって、RECOMの森林再生の取り組みは、環境に優しいアジェンダをRECOMの運営のあらゆる側面に組み込むという、より大きな戦略の一部であることがおわかりいただけるでしょう。また、RECOMは以下のことを行っています：

• サステナビリティの専門家と連携し、製造プロセスにおける廃棄物を削減
• コンバータの設計効率を向上させ、エネルギー消費を削減
• 不要なポッティングをなくす新しいコンフォーマルコーティングを導入
• 電気鉄道プロジェクトやスマートシティ、スマートビル向けのインテリジェント電源を開発
• 再生可能エネルギーセクターへの投資

環境に対する企業としての責任を果たそうとする中で、RECOMは単に木を植えるだけでなく、グローバルなビジョンを育んでいます。

2024年以降、さらに多くの変化の種を植えていく

今後数年で、RECOMの新しい施設では、高品質な電源ソリューションをより迅速にお届けするための高度に自動化されたプロセスを導入します。Eモビリティ、EVチャージャー、鉄道向けの新しい軽量で信頼性が高く、非常に効率的なAC/DCおよびDC/DC電源は、当社の最新の開発における焦点であり、低カーボンフットプリントのモビリティ革命を支援しています。

これらの新しい製造拠点では、生産技術の見直しにより納期が短縮され、パートナー向けにカスタマイズされたソリューションの新境地が開かれます。

新しいプロジェクトごとに、RECOMはISO 14001環境管理認証の取得に代表されるように、地球や環境にプラスの影響を与えるというコミットメントを再確認します。

それでは、次はどこへ行きますか？RECOMの植樹ツアーは世界中へ向けて出発します。今後、新たなエリアを開拓し、他の地域にも取り組みを拡大していきたいと考えています。

2025年には台湾に注力します。2026年には、RECOMは東ヨーロッパの森の奥深くにいるでしょう。より持続可能な未来へのRECOMの旅は継続的なものであり、1本ずつの木で変化をもたらすという道を先導していることを誇りに思います。