電解コンデンサ寿命計算ツール

RECOMのAC/DCコンバータの設計寿命を推定するには、次の計算式を利用できます。寿命は主に内部で使用される電解コンデンサに依存します。重要なのは、その寿命が周囲温度、リップル電流、および一定の範囲内で印加される動作電圧の影響を受けるということです。他のパラメータも寿命に影響を与える可能性があります。RECOMは、各データシートにさまざまな代表的な寿命の定義を公開することで、高い透明性を確保しています。推定寿命は本質的に近似値となります。
hours
°C
°C
mA
mA
V
V
L0 (公称寿命、E-Capデータシートに記載されているかケースに書かれています)
Tmax (最大許容周囲温度、E-Capデータシートに記載されているかケースに書かれています)
Tapp (アプリケーションにおけるE-Capのケース温度測定値 – テスト位置の図を参照)
Irated (E-Capデータシートに記載されている定格リップル電流容量)。注:テストされた周波数でのみ有効
Iapp (アプリケーションにおけるE-Capを流れるリップル電流測定値 – 回路図を参照)
Vrated (コンデンサの定格電圧、E-Capデータシートに記載されているかケースに書かれています)
Vapp (コンデンサ両端の電圧測定値 – 回路図を参照)
Lx (E-Cap動作寿命の計算値、時間単位および年単位)
結果を利用する前に、RECOMに確認していただくようお願いします。提供された計算式は、契約や仕様の一部を構成するものではありません。この計算式は、特定の電解システムやその他の化学的影響による追加の経年劣化の影響を考慮していません。また、コンポーネントの寸法も影響を与える可能性があります。強制冷却またはその他の補助的な冷却方法は寿命に大きな影響を与えますが、定義された計算式では考慮されていません。寿命の推定および解釈にあたっては、RECOMとの緊密な協力を強くお勧めします。