RACM1200-V｜業界をリードする高電力密度医療用電源

安全規格

RECOMのRACM1200-Vは、医療専用安全規格2 x MOPP（Means of Patient Protection）に適合するように設計されています。

この規格は米国規格協会（ANSI）や欧州委員会のIEC60601-1などの標準化団体で認められており、RACM1200-Vは、3000VacのMOOP（Means of Operator Protection）絶縁、5mmと4mmの沿面距離とクリアランス距離の維持、電源の一次側と二次側の間の二重絶縁を提供することが要求されています。

さらに、RACM1200-VはIEC 60601-1で規定されているBF定格（ボディフローティング）アプリケーションの低リーク電流制限を満たしています。このアプリケーションは、通常は導電性で、中長期的に患者の体に取り付けられることが多く、血圧計、保育器、超音波機器、心拍数モニターなどがありますが、これらに限定されるものではありません。以下の表は、RACM1200-Vが準拠し、またさらにはそれを上回るBF定格デバイスの絶縁能力の概要を示しています。

性能

RACM1200-Vは、高性能な出力を持ちながら非常に低い待機電力を実現しており、長期的な信頼性と持続可能性の観点から理想的な製品と言えます。85-264VACのユニバーサルAC入力に対応し、冷却ファンなどのアクティブクーリングを使用しない場合は最大1000W、使用する場合は最大1200Wの連続出力が可能です。出力電圧はDC24VまたはDC48Vで、出力電流制限がそれぞれ50Aと25Aの状態で工場から出荷されます。また、ユーザーの要望に応じて本質的にフェイルセーフな設定に制限することができます。

つまり、スマートに制御されたフォールト・リミッティング機能を使用して、電源が安全でない動作レベルに達しないようにすることが可能です。さらに、非常に効率的で、入力電力に対する出力電力の効率は、下表の80 PLUS Platinum認証を取得しています。(via Clearresult.com).

RACM1200-Vは、わずか3.8インチ x 9インチ x 1.5インチ (97mm x 229mm x 38mm)と最小限のコンパクトサイズで、さまざまなアプリケーションに利用することができます。 例えば、最大1200Wの連続出力を必要とするアプリケーションにPWMまたは電圧信号を利用した12Vスマート出力コントローラーを提供し、外部冷却ファンを適切に制御します。

熱対策

この高電力密度電源の特筆すべき特徴は、ほとんどのアプリケーションで静音稼働と高効率を可能にするパッシブ冷却システム設計であると言っても過言ではありません。RACM1200-Vのベースプレートは、すべての熱管理負荷を適切に処理することができます。1000W未満を常時出力するユニットが10秒以内に1200Wまで昇圧した場合でも80℃以下を維持することができ、これは多くのアプリケーションの電力要求をはるかに下回るものです。また、1000W以上の出力を必要とするアプリケーションに対しては、2.5m/sの強制空冷で最大1200Wの定格出力を達成可能です。RACM1200-Vには12Vのファンコントローラーが内蔵されており、必要な時のみファンが駆動することで高い効率性を維持することができます。患者の快適性のために機器の騒音を抑える必要がある病室に設置される機器にとって、ファンレス出力は理想的と言えます。

まとめ

RACM1200-Vは、医療用モニターや自動計測アプリケーションに最適な電源デバイスです。このモジュール式パワーソリューションは、医療業界で使用される世界的な安全規格に準拠しており、あらゆる医療用モニタリング機器への組み込みが非常に容易です。

RACM1200-Vは、医療用モニターや自動計測アプリケーションに最適な電源デバイスです。このモジュール式パワーソリューションは、医療業界で使用される世界的な安全規格に準拠しており、あらゆる医療用モニタリング機器への組み込みが非常に容易です。 RECOM社の医療用デバイスやRECOM Power社の全製品の購入については、 RECOM-Power.com をご覧ください。