RECOM、イタリアの電源ユニットエキスパート“RECOM Power Systems Srl” (RPS)を買収

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RECOM Power社は、イタリアを拠点とするPower Control Systems社(現 RECOM Power Systems社)の75%を買収したことを発表しました。RPSは鉄道、医療、軍事、産業用途の、3Wから最大10kWまでのAC/DCおよびDC/DC電源の開発・製造に定評があり、40年以上に渡り要求の厳しいTier 1顧客と長期的な関係を築いてきました。

RECOMグループのCEO、Karsten Bierは次のように述べています。

「RPSのようなハイエンド電源ソリューション企業を買収できたことは大きな喜びです。世界中の顧客にRPSの製品ポートフォリオを提供することで、オンボードおよびオフボードで完全なパワーディストリビューションを持つNo.1メーカーとしてのRECOMの地位がさらに高まります。また、戦略的な選択肢が広がることにより、顧客がヨーロッパ、中国、台湾のRECOMの工場から製品を選ぶことが更に容易になるでしょう。 RPSは49人の従業員で年間1000万ドル近くの売上高を誇ります。優秀な開発、テスト及び検証エンジニアによりグループの開発能力は大幅に向上し、ウィーン(オーストリア)、高雄(台湾)および厦門(中国)のRECOMグローバル開発拠点および生産拠点を支える大きな財産となります。非常に重要な事実として、RPSの創設者であるMauro Piai、Roberto Fiorot両氏をRECOMへ迎え入れることに成功しました。」

Piai氏は次のように述べています。

「当初、Robertoと私はRPSを売却する意思はありませんでしたが、RECOMがRPSの事業継続性と将来的な成長を確かなものにするための理想的なパートナーであることが分かりました。 RPS製品はRECOM製品を100%補完するものであり、RPS社員はRECOMファミリーの一員になることを非常に喜び歓迎しています。

RECOMグループは業界平均を上回る安定的かつ組織的な成長を遂げ、2019年は年間約1億ドルのグループ売上高を目標としています。 この平均をはるかに上回る売上高は、大規模な販売組織の有効活用とグローバルな製造拠点の相乗効果によりもたらされます。 Read more
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